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ホーム > WOOFWOOFマガジン > あそぶ(asobu) > 素材の旨味を引き出すフレンチの底力を堪能 フレンチレストラン「シェ・トモ」


白金駅から10分。三光豊沢商店街にあらわれる白い壁と、はためくフランス国旗。ここはフレンチの人気シェフ・市川知志さんの店「シェ・トモ」だ。

店内も打ちっぱなしの壁に白いソファ。清潔感漂う白を基調とした内装。白いクロスの上に置かれる皿も真っ白。そこに惜しみなく盛られる茹で野菜、沖縄豚、アイスクリームにケーキ……。

とくに映えるのが真っ青な茹で野菜。週2回、山梨県境川村の契約農家から泥つきのまま取り寄せた有機野菜だ。かみしめると口のなかにじんわり野菜の甘みが広がる。味付けは塩こしょうとオリーブオイルで、野菜ごとに微妙に風味が異なる。素材の旨味を引き出すために、調理の手間を惜しまない、市川さんのストイックな姿勢を感じる一皿だ。

繊細で凝った料理なのに、肩の力を抜いて食べられる。なるほど、「シェ・トモ」、 ”知の家“におじゃまして、温かくもてなされている気持ちになる。

エントランスの脇には、オープンエアのテラスがあり、これからの時期、天気がよければここで食事ができる。予約して犬とともに訪れる客もいるという。犬のためのサービスがあるわけではないが、客は、ここがあくまで市川さんの料理を堪能する場だということを心得ている。だから訪れる犬は、食事中、おとなしく足元で待てる子だけだ。

犬に教育を施すことで、生活の楽しみは広がる。犬連れを拒む一流店が多いなか、「シェ・トモ」は料理だけでなく、犬との暮らしの楽しみまで提供してくれる。

hez tomo【シェ・トモ】
東京都港区白金5-15-5 1F
Tel.03-5789-7731
http://www.chez-tomo.com/
営業時間:
ランチ11:30〜15:00(LO)
ディナー18:00〜23:00(LO)
定休日:月曜(月曜が休日の場合、翌火曜)
オーナーシェフの市川知志さん。
25歳のとき渡仏し、修業。
当時、仲間から呼ばれていた愛称が「トモ」。
東京・赤坂「ル・マエストロ・ポール・ボキューズ」、西麻布「レストランW」といったグラン・メゾンの総料理長を経て、2002年に「シェ・トモ」をオープンさせた
お昼のおすすめコースで出される「山梨県境川村の農家から届いた有機野菜の一皿」と特製デザート(左写真・右側)。食後には12種類のハーブティー(上写真)から選べるサービスも。白い皿は料理ごとに形が違う。市川さんをはじめとするスタッフが、足で探してそろえたものだとか。一見シンプル。だが、料理から外観、内装、カトラリーに至るまで、すべてこだわりと計算のうえに成り立っている